新作アニメ「どろろ」が話題。旧作「どろろ」との違いについて

新作アニメ「どろろ」が放送開始で話題に


手塚治虫原作の漫画「どろろ」のアニメ化作品、「どろろ」が1月7日より放送開始されることで話題になっています。

この作品、原作は漫画の神様とも呼ばれる手塚治虫が1967年に少年サンデーで連載を開始した作品です。実の親が野望を叶える代償として妖怪に体の大半を奪われた少年・百鬼丸が成長し、どろろという偶然出会った子供とともに旅をして、妖怪から自らの体を取り戻して行くというストーリーです。

さて、その「どろろ」はかつて1969年にアニメ化されています。私自身、当時は生まれていなかったのでアニメ専門チャンネルなどの再放送で見たことがあるだけですが、やはりそのイメージが強いです。それから50年もの月日が流れ、新たにリメイクされることになったわけですが、その二つの作品の違いについて考察してみました。

 

新旧「どろろ」の違い1:白黒セルアニメとフルカラー&CGアニメ

冒頭の画像をみていただければわかりますが、旧作「どろろ」は白黒のセルアニメです。これは何もデザイン的な理由で白黒の表紙にしているわけではなく、単に当時のアニメは白黒とカラーのものが混在している時代で、どろろは白黒のアニメでした。

しかし、この白黒の陰影のある絵が、どろろの不気味な妖怪のタッチを際立たせていて、それはそれでよかったのではないかとも思います。また、スタッフロールや題字などの手書きの字体なんかも、この時代ならではの雰囲気があって私は好きです。

一方の新作「どろろ」は、最新のフルカラーCGアニメです。とはいえ、旧作「どろろ」のタッチを意識しているのか、どこか彩度と明度を抑えた絵という印象ですね。これはこれで雰囲気が出ていて良いです。

新旧「どろろ」の違い2:絵柄が手塚治虫風と現代風のキャラクターデザイン

旧作「どろろ」は、どちらかというと原作者、手塚治虫の絵柄を意識したようなキャラクターデザインになっています。コミカライズされたどろろの頭身や動きなんかも、手塚治虫の描く漫画をかなり意識した、原作に忠実なものとなっているように感じます。

一方、新作「どろろ」では、キャラクターデザインはがらりと変わり、現代の漫画やアニメ風のデザインになっています。とはいえ、私自身アニメのキャラクターデザインに詳しいわけでは全くないですが、どちらかというと90年代から00年代にかけての深夜アニメ風といいましょうか、いわゆるキャラ萌えをあまり意識していないデザインになっていて、これはこれで「どろろ」の世界観を再解釈したアニメと位置付けると、ふさわしいデザインなのではないでしょうか。

新旧「どろろ」の違い3:キャラクター設定の違い

旧作「どろろ」の百鬼丸は強くて頼れる兄貴的存在であるとともにしっかりした人間の青年として描かれており、どろろはわんぱくでコミカルなちびっ子として描かれています。

一方、新作「どろろ」はまだ全貌は全く明らかになってはいないものの、百鬼丸は少年風で、かつどことなく自我のあやふやな人形を思わせるような雰囲気のある人物として描かれているように見えます。どろろはというと、百鬼丸にない人間的な活発さや明るさを持った、可愛らしい子供としてデザインされているようです。

失った体を取り戻すとともに、百鬼丸はどろろとの出会いを通じて人間性をも取り戻していくのか、新作の展開が楽しみです。

新旧「どろろ」の違い4:迫力ある戦闘シーン

旧作「どろろ」は、当時としては十分迫力のあるアクションの描かれたアニメだと思いますが、新作「どろろ」のPVでは、疾走するような激しい戦闘シーンが描かれており、より戦闘シーンが強調されたアニメになりそうです。

旧作「どろろ」がどちらかというと低年齢層の視聴者も楽しめる内容であるのに対し、新作「どろろ」はややそれより高年齢の層に向けたアニメになっているのでしょう。激しい戦闘シーンと百鬼丸の心の葛藤の物語が展開されるのではないかと予想します。そこにどろろがどう絡み、2人の旅が展開していくのかが楽しみです。

いかがでしたでしょうか。新作アニメ「どろろ」と旧作「どろろ」との比較をしてみましたが、これからアニメがどういうものになるかは、視聴して見極めていきたいところです。

是非、アニメ「どろろ」をご覧になってみてください。

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